昭島店 店長 T
1.蔵で働く面白さ
もう毎日が面白いです。休憩時間中に、ノリツッコミとか恋愛相談とかが飛び交ってて。従業員たちの笑顔を見れて、大満足です。特にアルバイトの子とかだと「バイト行きたくないな」とか、働くことにマイナスなイメージを浮かべることもあるじゃないですか。でもウチに来てくれたからには、そんな想いにさせたくなくて。だから遠慮なく、今日あった些細な話とかもどんどん発信できる雰囲気づくりは心掛けています。また、従業員の友達紹介でメンバーが増えることが多いのも一つの特徴。「来る者は拒まず」なんで、不採用にしたことはありませんが定着率もいいです。何より「友達に勧められる職場」って、みんな思ってくれてるのが嬉しいですね。
2.蔵で成長した部分
店舗運営ができていることです。前職も飲食業でしたが、担当はホールと調理補助。店長業務は初挑戦でした。調理に関しては、蔵に来て初めて包丁を握りましたよ。でも、その状態から切り方・研ぎ方まで学んでいって。ホルモンという生ものを扱いますから、衛生管理にまで気を配れるようになりました。例えば提供前に、少しでも肉の色が変だなと思ったら取り換えるようにしています。何より仕入れから携わることで、自信を持って商品をお出しできていますよ。あと欠かせないのは、従業員の採用活動。こちらも当然初挑戦でしたが、昔から「人の振り見て我が振り直せ」という性格でして。他の店長から知識・スキルを吸収して、自分のものにしました。
3.店長として大切にしていること
「仲間と休み」です。一緒に働く仲間がいないと休めませんし、しっかり休まないといい仕事ができませんからね。そのために、まずは従業員たちには何も不満なく働いてほしいです。意識していることは、アルバイトたちの希望休は基本的に受け入れること。どうしても人手が足りない、とかなら出勤のお願いをしますが、大抵は休みたい時に休ませています。そして、ミスをしても責めないこと。もちろん、お客様に対して失礼な態度を取ったりするのは別です。でも、悪気が無いのに間違えちゃうなんてこともあるじゃないですか。それってもうしょうがないんですよ。だからまず「気にするな」と声をかけて、次に活かせる教訓として対処しています。
4.これから挑戦したい業務
エリアマネージャーとしての店舗統括です。でも正直まだ少し、店舗から離れるのが怖いところもありまして。「店長が変わると、店の雰囲気も変わる」みたいな言葉があるんです。それが良い意味で使われるのは万々歳なんですが、悪い意味での場合も結構あります。自分が昇格した結果、従業員たちが仕事を楽しめなくなる…なんてことは起きてほしくありません。そのため、なるべく自分と同じ思想・能力を持った後任を育てることが今のミッションです。特に引き継いでほしいのは、従業員なら「新人」、お客様なら「新規」を大事にすること。新人さんがベテランになって、ご新規さんがリピーターになる。そんな循環で、お店は成り立ってますから。
5.店舗の仲間を一言で表すと?
ズバリ「将棋の駒」です。とは言え、好き勝手に利用する、という意味ではありません。駒って、様々な役割や動き方を持ってるじゃないですか。だから店舗でも同じように、従業員一人ひとりの個性を理解して、一人ひとりが活躍できる場を提供したいんです。たとえ初めは、一歩一歩前にしか進めない「歩兵」でも構いません。いつか飛躍的な成長を遂げて、「金将」になりますから。そして金将になった仲間は、店舗と言う「王将」を守る必要な存在に。そんな風に、駒同士で協力して仕事に励んでほしいです。だからまずは、「仕事仲間」というより「友達」になってほしいんですよね。そしたら心の壁も取っ払えて、スムーズな連携が取れますよ。
6.ビーンズコーポレーションは自分にとってどんな場所?
ズバリ「動物園」です。社長という百獣の王・ライオンを筆頭に(笑)、ホント個性豊かなメンバーが揃っています。だからあとは店長という飼育員が、どう管理していくかです。それもすべて、私が掲げた昭島店の目標である「笑顔あふれるお店」を目指すため。あとはどういった順路で、そこまでたどり着けるかです。例えば「どうすれば売上を伸ばせるか」などにしても、様々な回答が考えられます。でも「絶対これが正しい」という答えは誰も知りません。もしかしたら自分の意見が正解なのかもしれない。そう思うと、本部にも意見を言いやすいですよ。「蔵で働きたい」という気持ちと体力さえあれば、成長させてくれる会社です!